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[Curating Note ⑦] 2026 リフティング階層:HIFUとスレッドリフト

[Curating Note ⑦] 2026 リフティング階層:HIFUとスレッドリフト

CURATING NOTE 07

2026 リフティング階層 — HIFU・スレッドリフト・複合プロトコルの選び方

リフティングの本質は「どの機器を使ったか」ではありません。たるみがどの層で、どの方向に生じているかを正確に見極めることが先決です。SOEUN CLINICでは、専任の医療スタッフによる1対1の分析をもとに、単独施術と複合的なアプローチを使い分けています。

単一デバイス後に、満足度が分かれる理由

[Curating Note ⑦] 2026 リフティング階層:HIFUとスレッドリフト

顔の老化は、一つの層だけで進むわけではありません。皮膚表面のハリが失われ、皮下脂肪の位置が移動し、SMAS(表在性筋膜系)がゆるみ、靱帯や骨格によるサポートが弱まります。その上に、表情のクセや左右の非対称さが重なってきます。同じ「たるんで見える」というお悩みでも、層やベクターが異なれば、必要なアプローチも変わってきます。

エネルギーベースのリフティングであるHIFU(高密度焦点式超音波)は、設定した深さに熱凝固点をつくり、組織の収縮とコラーゲン再生を促す方式です。スレッドリフティングは、挿入経路と固定点に沿って組織を物理的に再配置し、その後の異物反応によるコラーゲン生成を期待するものです。この二つは働きかける層が異なり、変化が現れるタイムラインも違います。つまり「リフティングを受けた」という言葉は、実際にはまったく異なる施術を指している場合があります。

海外からSOEUN CLINICにお越しになる患者様の中には、母国でHIFUを何度も受けた後も、フェイスラインや頬のたるみが思ったように改善しなかったとおっしゃる方がいらっしゃいます。これは施術が不適切だったと断定するよりも、たるみの主な原因がエネルギーによる収縮だけでは十分に対応できないタイプであった可能性を、まず検討すべきサインに近いと言えます。反対に、スレッドだけを入れて皮膚質の低下や深い層のゆるみを放置すると、引き上げた感覚と表面への疲労感が同時に残ることがあります。

SOEUN CLINICでは、デバイスの名前よりも先に、専任の医療スタッフが顔を層単位で丁寧に読み解きます。リフティングはカテゴリーではなく、設計です。完全予約制のプライベート診療の中で、その設計が行われます。効果の程度や持続期間は、個人差・組織の状態・生活習慣によって異なり、特定の結果をお約束するものではありません。

SURFACE真皮のハリ・キメ・水分。リフティング機器だけでは補えない、皮膚質そのものの領域です。
VOLUME皮下脂肪の移動と萎縮。収縮だけを重視すると、顔がこけて見えることがある層です。
SMAS深部のサポート面。HIFUが主に働きかける層であり、スレッドのベクターとは役割が異なります。

HIFUとスレッドリフティング、アプローチする層が違います

2026年、ソウルで非手術リフティングを語る際、HIFUプラットフォームとしてはシュリンク ユニバース(Shurink Universe)がよく挙げられます。さまざまな深度とチップ構成により施術エリアを細分化する方向へ、機器が進化してきたためです。ただし、機器の精度が上がったとしても、誰にどの深度をどの密度で適用するかは、依然として医師の診療判断に委ねられる領域です。ショット数と出力だけで結果を予測することはできません。

HIFUが得意なこと、得意でないこと

HIFUは皮膚表面を切開せずに、真皮からSMAS近傍の深度まで熱刺激を届けることができます。カートリッジの深度は機器とチップによって異なり、一般的には浅い真皮層から約4.5mm前後の深い層まで使い分けます。適応が合う場合には、タイトニング感や、数週間から数ヶ月にわたる組織反応が得られることがあります。

一方で、HIFUはすでにボリュームが大きく失われた顔を「ふっくらと持ち上げる」施術ではありません。過度な収縮は中顔面のボリューム不足を際立たせてしまうことがあります。また、皮膚表面の色素・毛穴・微細なシワといったキメの問題はHIFUの主な適応ではなく、それらはスキンブースターや再生プログラムが担う別の軸です。骨の吸収、高度な皮膚のたるみ、明らかな組織の垂れ下がりに対しては、非手術だけでは限界がある場合があるため、まず期待値をすり合わせることが大切です。

スレッドリフティングの仕組み

スレッドは、挿入経路と固定点そのものがデザインになります。吸収糸の素材(PDO・PLLA・PCLなど)やコグ(突起のある形状)の有無によって、初期の固定力とその後の組織反応が変わります。持続期間を特定の月数で保証することはなく、糸の種類・挿入量・組織の厚み・表情のクセによって個人差が大きく生じます。

中等度のほお・フェイスラインのたるみや、明確なベクターがある非対称に対しては、スレッドがエネルギー系施術よりも直接的な組織の再配置を提供できることがあります。一方で、皮膚が非常に薄い方、活動性の炎症・感染がある方、非現実的なリフトアップ効果を期待している場合などは、適応にならないことがあります。施術後は腫れ・突っ張り感・一時的な凹凸感・糸の触知が生じることがあり、回復速度や日常復帰の時期には個人差があります。

項目HIFUスレッドリフティング複合プロトコル
主なアプローチ層真皮〜SMAS近傍の熱凝固中間組織への物理的ベクター層を分けて役割を分担
変化の性質収縮・タイトニングの誘導再配置+組織反応支持+方向性+皮膚のキメ
見た目のダウンタイム比較的日常生活を維持しやすい腫れ・突っ張りが出やすい構成によって間隔を設ける
限界ベクター・強いたるみには不十分な場合も皮膚のキメ・深部の収縮は別途対応が必要過剰な組み合わせは不適切な場合も

上記の表は、一般的な作用軸を整理したガイドです。個々の解剖学的特徴・皮膚状態・過去の施術歴によって推奨内容は異なり、優劣を一概に断定するものではありません。

HIFUを優先して検討するケース

皮膚の厚みが適切で、たるみが軽度〜中等度であり、ボリューム不足よりも皮膚のゆるみが主な悩みの場合。ダウンタイムを最小限に抑えたい、滞在日程が短い方にもよくご相談いただきます。

スレッドを優先して検討するケース

フェイスライン・ほおの引き上げたい方向が明確で、エネルギー系の収縮だけでは移動が不十分な場合。非対称なベクターを細かく調整する必要がある際の設計オプションになります。

複合プロトコルは「施術を重ねること」ではありません

複合は流行ではなく、一つの機器では対応しきれない層を無理に担わせないという判断です。すべてのお顔に複合が必要なわけではなく、同じ日にすべての施術を重ねることが原則でもありません。

01

たるみの主な原因を一つに絞りません

弛緩・ボリューム移動・肌質の低下が同時に見られるお顔は少なくありません。主訴(フェイスライン、ほうれい線、中顔面)と実際の解剖学的状態にずれがないかを最初に確認します。

02

優先順位を決めます

支持面を先に引き締めるか、ベクターを先に移動させるか、表面の肌質を同時に整えるかは、お顔の状態によって異なります。順序が変わると、むくみの出方や評価のタイミングの意味も変わってきます。

03

単独施術で十分かどうかを検証します

軽度の弛緩であれば、HIFU単独のほうがより明確な効果を得られる場合があります。明らかな下垂ベクターがある場合は、スレッド単独が適していることもあります。複合は対応しきれない層がある場合にのみ取り入れます。

04

間隔と回復期間をスケジュールに合わせます

日本・中華圏・英語圏からお越しの患者様には、滞在日数と出国前のむくみの可能性を踏まえてご提案します。通訳が必要なご相談は、ご予約の段階でお申し付けいただければ、スムーズにご案内いたします。

05

再評価なしに繰り返しません

コラーゲンの反応とスレッドの初期固定は、それぞれ異なるタイムラインで進みます。同じ部位を早急に繰り返すことは組織への負担を増やすだけになりかねないため、計画されたタイミングで改めて状態を確認します。

清潭で設計するのは、機器ではなく「顔」

SOEUN CLINICの方針は、特定の機器のプロトコルをすべての患者様に一律に当てはめることではありません。専任医療スタッフによる1対1の分析、リフティング・スキンブースター・再生を一つの流れとして捉えた統合プログラム、完全予約制のプライベート診療、そして清潭・狎鴎亭ロデオエリアへの良好なアクセス——これらが診療の骨格となっています。

キム・ソウン代表院長(漢陽大学校医学部にて研修・専任医修了、大韓肥満美容学会KOAT学術副会長)の診療では、気になる部位をそのままメニューに当てはめることはしません。顔が大きく見える、ほうれい線が深く見える、フェイスラインが崩れて見える——その原因が脂肪・たるみ・骨格・肌質のどこにあるかを、まず丁寧に見極めます。このプロセスを省いてしまうと、HIFUも糸も「何かやったはずなのに、印象が変わらない」という結果につながりやすくなります。

複合的なアプローチが選択される典型的なパターンは次のとおりです。深部の支持組織のたるみにはHIFUでタイトニングを促し、フェイスライン・頬のリフト方向が不足している箇所には糸のベクターを限定的に加え、表面の乾燥や弾力低下にはスキンブースター・再生治療を別軸として組み込みます。ボディコンタリングは顔の施術と同日に無理にまとめず、全身バランスの調整が必要な場合にのみスケジュールに加えます。

リフティングの層は、価格表ではなく解剖学的な組織層で決まります。一度のエネルギー、一本の糸が顔全体を代表しないよう、触れる層と残す層を明確にすること——それがプライベート診療の役割です。キム・ソウン代表院長 · SOEUN CLINIC

医療観光でご来院される場合、当日カウンセリング・当日に高難度の複合施術を前提としたスケジュールはお勧めしておりません。過去の施術歴(フィラー・糸・エネルギー機器)、服用中のお薬、肌のバリア状態を確認した上で施術の範囲を決定することが、安全面から重要です。清潭駅・狎鴎亭ロデオエリアは移動距離が短く、術後の経過観察や短期滞在には便利ですが、それだけで施術の強度が決まるわけではありません。

非手術リフティングが、外科的フェイスリフトの代替になると断言することはありません。たるみの程度や組織の余裕によっては、外科的なカウンセリングのほうが正直な選択肢となる場合もあり、その際も誇張した提案はせず、適応と限界を丁寧にご説明します。施術前後の写真で結果を保証したり、他院との比較で優位性を主張したりすることもございません。

よくあるご質問

HIFUを何度受けても顎のラインが残ることはありますか?

あり得ます。HIFUは組織の収縮とタイトニングを促しますが、すでに下方向へ移動してしまったベクターを物理的に元へ戻すことはできません。ボリューム損失が伴っている場合、収縮がかえって凹みや空虚感を目立たせることもあります。回数を重ねることよりも、残存するたるみがどの層にあるかを再評価する方が、より正確な判断につながります。

シュリンク・ユニバースは2026年のスタンダード機器ですか?

ソウルでHIFUを語る際によく挙がるプラットフォームであることは確かです。照射深度の選択やチップ構成がより細分化された世代の機器として理解していただければと思います。ただし、スタンダード機器であることが、スタンダードな結果を意味するわけではありません。照射密度・深度・禁忌事項・お顔のタイプが結果を左右するため、機器名だけで治療計画を決めることはいたしません。

スレッドリフトとHIFUを同日に受けることはできますか?

組み合わせ可能なケースと、避けるべき重複があります。同一部位に強いエネルギーとスレッドを同時に施すと、浮腫・疼痛・効果評価の混乱が生じやすくなります。滞在日数が短い海外からのご来院であっても、層が重ならない範囲に限り当日の組み合わせを検討し、重複する層については間隔を設けます。最終的な判断は対面診察後に決定いたします。

ダウンタイムはどのくらいですか?

HIFUは一時的な赤み・圧痛・軽度の浮腫が生じることがありますが、日常生活を続けられる場合がほとんどです。スレッドリフトは浮腫・つっぱり感・表情時の異物感・スレッド走行部の不均一感がより長く続くことがあります。期間を一概に「数日」と断言することはせず、出国や撮影のご予定がある場合は必ずご相談時にお知らせください。

海外からご来院の際、何を準備すればよいですか?

パスポート上のご滞在スケジュール・過去の顔部施術歴・服用中のお薬・通訳の要否を、ご予約の段階でまとめてお知らせいただけますと幸いです。SOEUN CLINICは完全予約制で、お電話での勧誘は行わず、プライベートコンサルテーションにて施術範囲を決定いたします。航空券を確定してからご来院いただくよりも、まず設計(プランニング)を受けていただく順序をお勧めしております。

層別リフティング設計をご希望の方へ

HIFU・スレッドリフト・複合プロトコルのなかでどれがお顔に合うか、機器の名前ではなく、お顔の層構造から丁寧にご案内いたします。清潭プライベート診療では、専任の医療スタッフが1対1で施術プランをご一緒に検討いたします。

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